これまで英語学習のポイント①「読み書きの繰り返し」、②「スピーチ・シャドーイング」を公開しました。本稿は、その実践編です。ポイント①②を同時に実践できる内容になっています。少しばかり地味な手法ですが、これが一番確実だと思います。ぜひ、読者の皆さまも試してみてください。
※あくまで筆者nhabitsの主観です。また、効果が出るまでの時間には、個人差があると思いますのでご注意ください。
英語学習のポイント①② おさらい 「繰り返しで慣れる」
筆者が、英語学習で一番重要だと考えているポイントは、とにかく繰り返すことで慣れることです。
そんなの当たり前でしょ?
よくある一般論。
実際、色々試してみても駄目だったわ。
ただ繰り返して意味あるの?
おそらく、こう感じる方が大半でしょう。まず、その懐疑心を捨ててください。英語が読めなくても、書けなくても、意味が分からない状態でも構いません。作業的に繰り返すことで英語に慣れることだけを考えて、本稿を実践してみてください。
筆者の考え方の詳細は、別記事英語学習のポイント①「読み書きの繰り返し」、②「スピーチ・シャドーイング」に記載しています。気になる方は、そちらを一読していただければと思います。
本題:学習方法の紹介
それでは、本題の学習方法を紹介します。
必要な英語レベル
英語レベルは問いません。ゼロでも大丈夫です。どの段階でも、本手法は有効であると思います。
準備物、費用、注意事項
準備物は下記のみ。費用はかかりません。
・ノート
・筆記具
・パソコンまたはスマートフォン
ただし、英文を音読する必要があるので、声が出せる環境を用意してください。
具体的な手法
① 英語音声と対応する英文を用意する。
まず、ネイティブなどが話す、正しい発音で聞くことができる英語音声とその文章(スクリプト)を用意します。教材は、どこから探してきてもOKです。パソコンまたはスマートフォンがあれば、いくらでも検索できると思います。学生の場合は、学校の英語の教科書とそれに対応したリーディング音声でもOKです。
パソコンやスマートフォンの場合、おすすめは「TED」です。かなり有名なサイトですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
TEDとは、「Technology Entertainment Design」の略であり、、ニューヨークに本部を置くNPO団体が運営しています。ビジネスやエンタメなど様々な分野において、第一線で活躍する、権威ある方々のオンライン講演を無料で視聴することができます。
なんといっても、最大の利点は、英語音声とその文章(スクリプト)を同時に入手できることです。
興味のある講演を見つけたら、「Read transcript」を押すだけでOK。講演者が話す文章が表示されます。
英語の文章の意味が分かる必要はないと説明しましたが、もちろんわかる方が学習効果も上がりますし、モチベーションアップにもなるので、自分の興味がある分野、日本語訳が解説されている有名な講演を探す方が良いです。例えば、「TED 科学 おすすめ」などで検索してみると見つかると思います。
TEDの講演者は、その特性上、必ずしも英語のネイティブスピーカーではないです。講演者がどういう方なのか検索して、ネイティブスピーカーだけを選んで視聴すれば、ネイティブの英語に慣れることができます。逆に、世界中のいろんな方の発音を教材にすれば、いろんな方の英語に慣れることができるので、対応力が上がります。英語学習の目的に合わせて使い分けできると良いです。筆者の場合は、色んな国の方の英語に慣れたいので、特にネイティブに限定していません。
② 英語を聞き、真似をする(スピーチ・シャドーイング)。
入手した英語音声を聞き、真似をします(スピーチ・シャドーイング)。とにかく聞こえたまま発音しててください。このとき、英語文章(スクリプト)を意識しすぎると、英語のリズム、音と音が繋がって発音される「リンキング(linking)」の感覚が身につかなくなるので、注意が必要です。スピーチ・シャドーイングをするときは、聞くことと発音することだけに集中しましょう。
③ 英語文章(スクリプト)を読みながら、ノートに書く。
②で練習した発音で読みながら、英語文章をノートに書き写してください。ポイントは、書いて読むではなく、読みながら書くです。発音の練習も兼ねているので、黙読よりは音読をおすすめします。
②③を繰り返す。
あとは簡単です。②③をひたすら繰り返すだけです。聞く⇨話す⇨書く⇨読むのサイクルを回すイメージです。
できるだけ毎日、2~3文章以上で実践すると良いです。覚えてきたと感じたら次の文章に変更します。次々と文章を変えると感覚が身につかないので、忍耐強く、覚えるまで同じ文章で繰り返すようにしましょう。この学習法の効果が出るまでの時間は、開始前の英語レベルなどにより、個人差があるので一概には言えませんが、1カ月そこらで効果が出るような即効性があるものではないです。
(応用編)気になる単語、表現があれば調べる
最初は、このステップは不要です。慣れてくると、似た文章を見たり、聞いた感覚がしたり、気になる単語や表現がでてきます。その感覚が出てきてから、調べるようにしましょう。繰り返しになりますが、わからない単語、文章、表現は、その都度調べる必要はないです。どちらかというと、どこかで見た単語、表現に感じる方を調べるようにしてください。
学習効果の確認方法
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まとめ
以上、筆者がおすすめする英語学習方法を1つ紹介しました。
少しばかり地味な手法で、即効性があるものではないので、途中で止めたくなる方も多いと思いますが、騙されたと思って、実践していくと、全体的に英語力が底上げされますので、ぜひお試しください。
ほかにも効果的な手法があります。また別記事で紹介しますのでお楽しみに。